必殺前期後期論(主に中村主水シリーズ)
必殺シリーズに嵌った人々の中で、避けては通れないというか、度々行われる論争です。 古くは必殺仕置屋稼業の時点で確認されており、もしかしたら助け人走るの時期にも存在したかもしれません。
必殺シリーズファンクラブ「とらの会」の会長が、会員間で前期後期論争が問題になっていると昭和59年の時点で対外に公表しております(笑)
さて、そもそもまず「前期」と「後期」の区分けはどこか? ってことになるんですが、これを定義するだけも千日戦争になってしまいます。 
私の20年のファン暦からすると以下の3箇所の意見が多いです。 当サイト管理人の私は3番目の「新必殺仕事人までが前期、以降が後期」論を支持してます。
区切り箇所 理由 ※商売人では当初「仕置人」と名乗っていた。 以後のシリーズで「仕置人」という言葉が主水の口から出ることはない。
必殺商売人までが前期、以降が後期 ・主水が「仕置人」とはっきりと述べている※
・必殺シリーズと「仕事人」シリーズという見方が出来る
必殺仕事人の28話までが前期、以降が後期 ・作風・雰囲気としてはここで分かれる
新必殺仕事人までが前期、以降が後期 ・西順之助の登場
そして「前期後期論」ですが、簡単に言いますと前期ファンによる後期必殺批判です。この前期ファンというのが、大まかに次の2種類が存在します。
・前期シリーズを観てファンになった人たち
後期は見ない/興味なし派と一応、後期も見る派に2分類されます。
・後期シリーズから必殺ファンになり、その後、前期を見て前期ファンになった人たち
前期シリーズを観ていた人が後期を見て批判したくなる気持ちはわかります。 物足りないですからね。 私もそうでした。
後期シリーズからファンになった人が前期シリーズを観てから急変し、ファンだった後期バッシングに走るという傾向もみられます。「仕事人以降は必殺にあらず」という感じですね。 
これは必殺と長く触れることにっよって変わっていく場合もありますが、そのまま固定してしまう場合もあります。
2004/03/17    TOP