沖雅也氏主役作品紹介
必殺仕置屋稼業20話「一筆啓上手練が見えた」
脚本/田上 雄
監督/松本 明

超個人的独断評価:
標的:石神の辰五郎(北村英三)
頼み人:辰五郎によって父を殺され、母を売り飛ばされた子供
市松のいでたち:百姓姿
仕置屋なこと:真っ先に逃げ道を調べ上げる主水
TOPIX:市松と疾風の竜(中村敦夫)との対決(?)シーン

 

今回は上州藤岡宿へ向かう旅モノ。
藤岡からはるばる江戸へ辰五郎の非道を訴えに来た子供の依頼を受け、
わずか一分の銭で仕置きを請け負う主水達。

江戸を出るときから用心して雲助・商人の格好をするも、妙な渡世人に神経を
尖らせつつ藤岡へ到着。
先着の捨三から辰五郎の様子を聞くが、隙の無さに一同手詰まり状態。
とりあえず、捨三と印玄が辰五郎一家へ潜り込むことに。

その頃、妙な渡世人こと疾風の竜は、辰五郎を狙う輩を捕らえて辰五郎に
近づこうとするが失敗。主水達は、竜が敵か味方か分からず警戒する。

さて、調べにより辰五郎は独りきりになることが全くないと分かった。
そこで市松は、わずかな隙を求めて縁の下(上がり框)へ潜り込む。

10日が過ぎても隙は見つからず、市松はじっと床下に這ったまま。
この辺り、市松のプロ意識というか、仕事に対する執念というか、殺し屋を
名乗る以上、他シリーズもこういう姿勢を見せてもらいたいとつくづく思う。
 
そしてようやく、その隙は現れた・・・