必殺仕業人解体新書
第17話「あんたこの略奪をどう思う」

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超個人的独断評価:★★★
標的:火消し龍神組
頼み人:大工の松造
剣之介の家:焼け落ちた廃墟
やいとやの縁起担ぎ:目をつぶって空想占い失敗→二度目で強引に成功
仕業人なこと:金は10両ほど提示されたが、5両しか受け取らない主水

前話「あんたこの無法・・・」に続く、またしても無法者が描かれた作品。
旗本お抱えと言うことで、他の組みの火消しを邪魔したりやりたい放題。さらに若頭の巳之吉は女性を乱暴。
乱暴された女性の父親・大工の松造に訴えられるも、その松造龍神組の女将ががうまく騙し、訴えを取り下げさせる。
訴えを取り下げさせたところで、もう一度乱暴しようとするが、その娘は舌を切って死んでしまう。
自分の過ちに気付いた松造は、中村主水に恨みを晴らすように頼む。

今回は、龍神組の女将が凄い。女性を乱暴した息子を誉め、娘の父親には、息子と結婚させると言葉巧みに騙す。
で、息子に「あの女は嫁になるんだからなにやってもいいよ」と、教唆までする。
いやー、しびれる悪っぷり。殺されがいがあります。