必殺仕業人解体新書 第17話「あんたこの略奪をどう思う」
前話「あんたこの無法・・・」に続く、またしても無法者が描かれた作品。 旗本お抱えと言うことで、他の組みの火消しを邪魔したりやりたい放題。さらに若頭の巳之吉は女性を乱暴。 乱暴された女性の父親・大工の松造に訴えられるも、その松造を龍神組の女将ががうまく騙し、訴えを取り下げさせる。 訴えを取り下げさせたところで、もう一度乱暴しようとするが、その娘は舌を切って死んでしまう。 自分の過ちに気付いた松造は、中村主水に恨みを晴らすように頼む。
今回は、龍神組の女将が凄い。女性を乱暴した息子を誉め、娘の父親には、息子と結婚させると言葉巧みに騙す。 で、息子に「あの女は嫁になるんだからなにやってもいいよ」と、教唆までする。 いやー、しびれる悪っぷり。殺されがいがあります。