必殺仕業人解体新書
第20話「あんたこの志をどう思う」
脚本/南谷ヒロミ
監督/渡邊祐介

超個人的独断評価:★★
標的:金貸しの吾兵衛(安部 徹)、その配下蔵吉(梅津 栄)、同心:神山(今井健二)
頼み人:小坂美緒(吉本真由美)
剣之介の家:川原の掘っ立て小屋
やいとやの縁起担ぎ:占い師に聞きに行く(珍しい。占い師は当時有名だった田中佐和)
仕業人なこと:剣之介のほったて小屋の軒先で野宿する小坂夫妻

また善人と言うか、お人好しというか、世間知らずといいますか、そんな人が被害者です。
地方藩から江戸の知人を訪ねてやってきた、小坂夫妻。 しかし、その知人である剣術道場主
は、借金を踏み倒して夜逃げしていた・・・。

まあここでその剣術道場の様子が描かれているのですが、看板は外れて地面に落ちていて、
人の気配は全く感じられないのに、夜逃げと全く気づかない、小坂夫婦。
世間知らずにも程がある。 剣之介から田舎に戻るように言われるが、頑として江戸で成功しようとする。 
まあ、そこに付け込まれて、結局命を落とす羽目になるのですが、かわいそうというより、ちょっと違うん
じゃないかなっていう感じ。
おかげで今井健二氏が悪党同心役で出ているのですが、あんまり悪党じゃない感じがしてしまう。


この回で前々回に仕事から外された剣之介に仮で渡されたいた「仕事保証料」が主水の戻されました。
 さすがお金のことに関してはきっちりしてます。