必殺仕業人解体新書
第26話「あんたこの心眼をどう思う」
脚本/中村勝行
監督/松野宏軌

top 超個人的独断評価:★★★
標的:同心浜辺(垂水悟郎)、源七(野崎善彦)
頼み人:六兵衛の娘・ぬい(大関優子)
剣之介の家:焼け落ちた廃墟
やいとやの縁起担ぎ:
仕業人なこと:

仏師の六兵衛(吉田義)はいろいろなものを見透せる不思議な力を持っていた。そのことで、周りからあれこれいわれるので、その力を使うととはあまりなかった。

同心浜辺は、呉服問屋を脅迫している源七というチンピラに便乗して一儲けをたくらむ。
行方不明にになった呉服問屋の息子を誘拐していると見せかけて、身代金を奪おうという魂胆。
ところが、頼まれた六兵衛が呉服問屋の息子の居場所を見つけてしまい(実は水死していた)、計画が頓挫する。
そして六兵衛の不思議な力を恐れた同心浜辺は六兵衛の口封じにかかる。
自分の身の危険をも予知した六兵衛は、主水のところに身を寄せる。
そう、六兵衛は主水の正体を知っていたのだ。
だが主水はつれない。六兵衛は「自分の身になにかあったら、八丁堀の中村主水にこれを渡すように」と娘・ぬいに言い聞かせる。
数日後、六兵衛は殺されぬいは主水に六兵衛の恨みを託す。