中村主水シリーズ第14弾 |
キャラクター 南町奉行所:定町廻同心中村主水。今回は橋の番屋で通行料を徴収している。いやはやなんとも・・・。別にそんな設定をする必要は全くないと思うが・・・。 政:4作目の登板。肉体派にますます磨きがかかり、さらにトレーニング機器まで発明。ブルーワーカーを自作するほど。 かげろうの影太郎:大道芸人(南京玉簾)。お玉がスカウトした仕事師。つかみどころがないというか、今までにないキャラクター。個人的には二重丸。 お玉:今回は影太郎とのきわどい関係がポイント。どんな関係なのか最期までわからない。 蝶丸:殺しの取り次ぎ&情報屋。現代のキャラクターをそのままうまく時代劇にマッチさせている。こういう遊び心はいい。 中村せん&中村りつ:まあ、可もなく不可でもないというところ。しかし、完全に中村家のシーンを演じるための演出という感じは否めない。 作品 他のシリーズとの違い 特にない。頼み人が夜叉堂の絵馬にうらみごとを書いて頼むというのがちょっと変わっているぐらい。下手な飾り付のないシンプルな主水グループの話となっている。 個人的感想 泣いても笑っても金曜10時放送の中村主水最終作品。私は好きです。殺しの遂行人は3名+他2名による合計5名は、裏稼業の許容最大グループ人数だと思います。これ以上だとバランスが崩れてしまう。これ以下だとキャラクターに力がないとさみしいものを感じるかもしれない。(といっても仕業人と商売人とも文句無しの完成度でしたが) 影太郎はもう一度、みたいと思うキャラクターでした。
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