中村主水シリーズ第10弾
必殺仕事人W

 

キャラクター

南町奉行所:定町廻同心中村主水奉行所では相変わらずの昼行灯。裏の稼業ではほとんど太刀でバッサリ切ることがなくなった。

おりく:三味線屋の女主人。裏稼業を長年続けてきた殺し屋でもある。山田五十鈴氏のスケジュールの都合のため、前半、中盤、終盤に登場。

:簪職人。秀もこれで4作目。今回は養女を連れて江戸に帰ってくる。

勇次:三味線屋。前作から引き続き登場。派手な殺し技はちょっと無理があるかなというレベルまで到達。衣装、化粧もさらに派手になってしまった。アイシャドー、「南無阿弥陀仏の刺繍」

加代:演技がオーバー過ぎてちょっと・・・。キャリアウーマンというか自立した女性の象徴にしようとしたのか・・・。

西順之助:今作品は殺し屋から殺しの補佐役に格下げ。あまりにも可哀想である。

筆頭同心田中:ついに奉行所までコメディー路線に拍車がかかる。

中村せん&中村りつ:完全にコメディー化。「茶の間を笑わせるため」のムコイビリは見ていてちょっとくどい。<前作と同じ。


作品
超個人的評価:


他のシリーズとの違い

前作「必殺仕事人V」と全く同じキャスト。視聴率も前半は30%の後半を叩き出していた。バラエティー化、コメディー化が進み、私の廻りでも違和感を持つひとが多くなる。
そんな中、劇場映画「The 必殺!」が公開され好成績を収める。
主水もテレビと変わって斬りまくり、片岡孝夫が助っ人仕事人を好演。

個人的感想

エリマキトカゲ走り回ったり、奉行所が完全に間抜けの集まりに描かれていたり、不満を述べればキリがないんですが、絶対に納得行かないのが、「主水、宮本武蔵の子孫と試合する」です。
どうして主水に正面から闘わせないかなぁ。ホントにがっかりしました。