中村主水シリーズ第12弾 |
キャラクター 南町奉行所:定町廻同心中村主水。今回の主水はちょっとパワーアップ。 竜:組紐屋。殺しの紐も髪型も住む家もマイナーチェンジ。セリフも減ったような気がしますが、個人的には前作よりこちらの方が好き。 政:鍛冶屋に転職。グループに仲間が増えたためか、それほど目立たない。ストイックな面が目立つ。 壱:はぐれ仕事人。助っ人のくせに、かなりでかい顔をして主水グループに入り込む。ほとんど主水グループの一員。第一話では「十手持ち」として登場するが、すぐにその設定がうやむやになってしまった。これはちょっと残念だった。 弐:はぐれ仕事人。こちらは本当に助っ人として登場。公演の都合か欠席が目立つ。でも、映画ぐらいは出て欲しかった。 参:はぐれ仕事人。ちょうど壱よりも少なく、弐よりも多い露出度。 加代:今回は主水グループを代表して「闇の会」に参加する。その仕事落札率は限りなく100%に近い。(他の仕事人はなにやってるんだろう?) 中村せん&中村りつ:こちらもなんとなく「ハード路線」というか、あまりにふざけたコメディー路線を変更。 作品 他のシリーズとの違い 批判の声が届いたのか、ついにハード路線に軌道修正。コメディー・バラエティ路線をひとまず封印。あの山崎努氏に、念仏の鉄復活の要請。残念ながら断られ、そのキャラクターとして、「壱」が残ったという。そして「闇の会」なる仕事人組織が結成され、そこに仕事が持ち込まれるという新必殺仕置人の虎の会のような(中身は全然違うけど)仕事体系となる。 個人的感想 このシリーズは予告編から良かった。政の殺し技が変わり、手槍をカチャって回すのを見たとき、「おお、棺桶の錠!」と叫んでしまった。内容もふざけた脚本もなく、必要性のないキャストもいない。
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