・今回はおなじみの坂東一座に花紀京をレギュラーに迎えての殺し旅であった。 京山と鎌倉本然寺とのつながの役目であり、花紀京ならではの、味のあるおどぼけぶりが愉快である。また、毎回登場する民謡も今回はフルバンドで入れなおし、振りつけもOSKの滝川はやみが担当し、現代要素を多分に取り入れており、益々華やいだムードを醸し出していた。
・前作で晋松の生死はどうだったのか? という暗示のままで終了させたが、その晋松が再び登場した。
必殺15(20)年の歩みより
・京山は前作において裏稼業から足を粗い、一年間の旅修行を終え、本然寺の尼僧になるため、いよいよ髪をおろそうとしたときに、直次郎と京山一座の踊り子だった娘たちが寺に助けを求めてやってくる。
・晋松は前作の怪我も完治し、藤沢宿で夜回りの仕事をしているときに京山と再会する。 
必殺ポスター全集より
記載なし
必殺大百科
平均視聴率
関東 13.8% 関西 25.3%
明星デラックスTVSPより

キャスト

坂東京山(京マチ子)
裏稼業から足を洗い、尼になるために髪をおろそうとしていたところに、直次郎がやってくる。 そしてそれがきっかけとなり、再び京山は裏稼業へ。

晋松(高橋悦史)
京山との再会により裏稼業に復帰。 殺し技は拍子木を使い、絞殺。

直次郎(本田博太郎)
前作より旅巡業を続けたいたが、興行師に騙され、京山を頼って本然寺へ。 それが今回の再結成のきっかけとなる
安定感のない居合いは変わらず。

おはな(西崎みどり)
この人も当然のように裏稼業に復帰。

権太(花紀京)
本然寺の寺男。 からくり人富嶽の唐十郎のように、ターゲット情報を届ける。