必殺仕業人解体新書
第2話「あんたこの仕業どう思う」
脚本/田上 雄
監督/松本 明
top 超個人的独断評価:★★★
標的:田島屋伝兵衛(津川雅彦)、与力大村(今井健二)
頼み人:伝兵衛と大村の策略によって死罪になった喜久三の女房
剣之介の家:河原のほったて小屋
やいとやの縁起担ぎ:おみくじ帳
仕業人な行動:胸を揉みながら女を殺すやいとや。
         仕事料で白菜、人参を買う剣之介

津川雅彦の怪演技。これに尽きる第2話。今井健二も悪役で出演しているが、完全に霞んでしまっている。
油屋田島屋伝兵衛は、義理の父である大和屋から幕府御用達の看板を奪おうと、策略を図り大和屋が自分の命を

狙っていると見せかけて、女房のお松をも殺害。
策略に利用された喜久三の女房から仕事を引き受けた主水らは、内偵を開始。スケコマシやいとやがお竜(本阿弥周子)
と田島屋の結びつきをピロートークで探り出し、いざ仕置きに・・・。
ここで剣之介の女房、お歌が殺しに同行すると言いだし、モメる仕業人一同。
結局剣之介に押し切られる形で、仕置を決行!!

そんな頃、狙われているとも知らない悪人は、酒と女にうつつを抜かしているハズなのだが・・・。
津川雅彦は違った。「健全な肉体には健全な精神が宿る」という、日本船舶振興会よろしく、鍛錬に余念がない。
空手着をまとい、奇声を発しながら自家製のサンドバックを殴り、瓦を砕き、抜手でサンドバックを突き破る。

与力大村はあっさりと主水に、お竜はやいとやに胸を揉まれながら殺されるが、津川雅彦に剣之介は大苦戦。
一度はネックハンギングで失神。お歌の助けでなんとか津川雅彦を絞殺。
主水はその様子を一部始終みていたようだが、助太刀する気配なし。殺されたら殺されたで剣之介を見限ろうとしてい
たようだ。

しかし、胸を揉みながら殺すというのは凄い。刺激度★★★★★